野菜による手当法 ー3

 

おばあちゃんの知恵

 

前回に引き続き、

身近な野菜類でする手当法です。

 

さといも、青菜、豆腐 についてです。

 

簡単で、害のない食材で、自然治癒力を向上させ、病気を治しましょう。

 

 

 

「 さといも 」

 

 カリウム成分と細かい分子が強力に鬱血を吸い出し、

 腫れや熱を解消します。

 食べれば腸にやさしい便秘薬としても使えます。

 

 

 さといもパスター

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 *腫れもの、炎症、痛み、打ち身、ねんざ、骨折、やけど 等

 

 *材料

   さといも ・・・・・ 大一個〜

   小麦粉  ・・・・・ さといもの二倍〜

   しょうがおろし ・・ さといもの一割

 

 *作り方 &  手当て法


   皮をむいた、さといもをすりおろし、しょうがおろしと小麦粉を

   加えて、耳たぶより、ややゆるめのかたさになるように箸で練ります。

 

   これを木綿布に1〜1.5センチ厚に伸ばして患部に当てる。

   通気性のよい布で落ちない様におおいます。

   肌が弱い人はパスターに塩を少々加えるか、

   あせかじめごま油を塗っておくとよい。

   

   基本的には、しょうが湿布を行い、血液の汚れを吸い出し易く

   してからさといもバスタをおこなう。

   有効時間は約四時間。 続けて行う場合は、生姜湿布をしてから行う。

   

   慢性疾患の人で一日一回、急性の症状の場合は一日四回行うと

   効果的です。

 

   骨折してもむくまず、治りが早く後遺症がない、

   やけどのあとが残らない、痛みが軽くなるなど、覚えておくと

   よいと思います。

 

   やけどの場合は、すりおろしたさといもだけでパスターを作って

   行う。

 

 

「 青菜 」

 

ビタミンCやアルカリ性ミネラルが軽い熱冷ましに活躍する。

肉魚の毒消しにも。

 

キャベツや小松菜、レタスなどの青菜は、生で用いると身体を

冷やす作用があります。


ちょっとした発熱には青菜をそのまま頭部に当ててみましょう。

ひんやりして気持ちがいいです。

赤ちゃんの解熱にも良いです。

青菜がぬるく感じるようになったら取り替える。

 

 

 青菜パスター

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 *軽い解熱、打ち身、ねんざ

 

 *材料

 

   青菜   ・・・・・  適量

   じゃがいも ・・・・  適量

   小麦粉  ・・・・・  適量


 

 *作り方 &  手当て法

 

   細かく刻んですりつぶした青菜に、すり下ろしたじゃがいもを

   混ぜ合わせ、小麦粉を加えて適当な固さにこねまわす。

  

   和紙に2センチ厚に伸ばし、額など熱のある患部に当てます。

   腕やひじなどは伸縮ネット等を利用する。

 

   乾いてきたら、取り替える。

 

 

 青汁

 ーーー

 

 *動物性食品の食べ過ぎに

 

 *作り方

 

   緑の濃い青菜の絞り汁を一日100ml程度、飲みます。

 

   肉や魚の食べ過ぎでドロドロに粘った血液を浄化してくれます。

   ただ、陰性の力が強いので、長くは続けないこと。

   高血圧の人で鼻血が出た場合は、塩を加えて飲みます。

 

 

「 豆腐 」


 

豊富なカリウム分が冷やすパワーを強力に発揮。

血液中の脂肪分も掃除してくれます。

 

豆腐には細胞を冷やすカリウムや水分が多く含まれていて、

からだにこもった不要な熱を中和してくれます。

 

やけどをした時に、すぐに豆腐を切って当てればあとが残りません。

豆腐には、余分な脂肪を溶かすαリノレン酸も含まれているので、

生活習慣病の予防にも効果的です。

ただし、冷え易いので、食べ過ぎには注意。

 

 

 豆腐パスター

 ーーーーーー

 

 *解熱、炎症、やけど、熱射病、脳内出血など

 

 *材料

 

   もめん豆腐 ・・・・・・ 一丁

   小麦粉   ・・・・・・ 1カップ

   しょうがおろし ・・・・ 豆腐の一割

 

 *作り方 &  手当て法

 

   よく水切りした豆腐に小麦粉としょうがおろしを混ぜ合わせ、

   さらしの布などに伸ばして豆腐の面を患部に当てます。

 

   パスターが酸化熱を吸って黄色くなったら取り替え時。 

   約二時間で取り替えますが、熱が下がったらすぐ中止する。

 

   39~40度以上の高い熱があるとき、頭部に用いて酸化熱を

   吸い出させます。

   

   体表面の熱を中和する手当てとしては一番強力です。

   インフルエンザの高熱や、それに伴う頭痛によく効きます。

 

   ただし幼児にはちょっと強すぎますので、青菜パスターの方を

   お勧めします。

 

   やけどの時や、熱がそれほど高くない場合は、水切り豆腐を

   そのまま患部に当てることもよいです。

   痛みが出てきたら取り替えて下さい。

 

 

 豆腐パック

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 *ほてったあとの肌のお手入れに

   

 *材料

 

   豆腐  ・・・・・・ 1/6 丁

   きゅうり ・・・・・ 1/9 本

   レモン汁 ・・・・・ 少々

   小麦粉  ・・・・・ 大さじ 1.5 

 

 *作り方 &   用い方

 

   ボウルに水切り豆腐を入れてザックリつぶし、すり下ろしたキュウリと

   レモン汁、小麦粉を入れてよく混ぜ合わせる。

   塗り易い固さにする。

   

   顔全体に塗り伸ばし、20分程たったらぬるま湯でよく洗い流します。

 

   美白効果もある天然パック素材。

   熱帯夜が続くとき、寝る前にすると爽やかな気分で眠りにつけます。

 


 

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青菜、青菜パスター、豆腐パスターは我家の常備薬です。

豆腐パスターは本当によく効きます。

ぜひ試して下さい

 

 


 

 

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