今回は、チョツト趣向を変えて、神話のお話しをします。
いろんな意味での日本の復活は、神話の復活からと考えています。
「12、3歳迄に神話を教えてもらえない民族は滅びる」ア―ノルド・トウインビ―
金曜日に奉観した伊勢神宮の12月月次祭では、日本の神話が生きていました。
「古事記」の書き出しの章を声を出して読んでみてください。
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あめつち はじめ の とき 天地 初めて 發けし 時
あかあまはら に なれる かみ 高天の原 に 成れる 神
なは、 あめのみなかぬし の かみ 名は、天之御中主神
つぎに たかみむすひ の かみ 次に高御産巣日神
つぎに かみむすひ の かみ 次に 神産巣日神
この みはしらの かみ は この 三柱の 神は
みな ひとりがみ と なりまして みな 獨神と 成りまして
みを かくしたまひき 身を 隠したまひき
つぎに くに わかく に 國 稚く
うきし あぶらのごとく して 浮きし 脂の如く して
くらげ なす ただよえる とき 海月 なす 漂へる 時
あしかび のごとく もえあがるものに 葦牙のごとく 萌え騰るものに
よりて なれる かみ の なは よりて 成れる 神の 名は
うまし あしかび ひこぢ の かみ 宇摩志阿斯訶備比古遲神
つぎに あめの とこたち の かみ つぎに 天之常立神
この ふたはしらの かみ もまた この 二柱の 神もまた
ひとりがみ と なりまして 獨神と 成りまして
みを かくしたまひき 身を 隠したまひき
かみの くだりの いつはしら の かみは 上の 件の 五柱の 神は
こと あまつ かみ 別天つ神
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メルマガ12号 「 無双原理 易 」では
1 まず 無極・無限
2 無限が二極 陰と陽を創る
4 ニ極がエネルギ―を創る
16 四極のエネルギ―が素粒子を創る
「 易 」で言い直すと
1 太極
2 陰陽
4 四象
8 八卦
「 古事記 」を言霊で問いた、土居正明先生次のように語る
1 あめのみなかぬし 太極 宇宙の中心・始まり
2 たかみむすひ
かみむすひ あめ つち 陰と陽
ここまでが「造化三神」 ぞうかさんしん
4 うましあしかびひこぢ
あめのとこたち
くにとこたち
とよくもの 生命・時空
8 次の八柱
うひぢに
~
いもあやかしこね 質量・電荷・スピン・意識
プラス
いざなぎ
いざなみ 収束・拡散
以上 「神世七代」 かみよななよ
十七柱
中心 一柱 アメノミナカヌシ 菊の御紋 菊の中心
十六柱
神々
十六の花弁
土居先生は古事記の神々は宇宙創世の言霊と語られる
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土居先生の言霊から問いた古事記、面白い楽しい世界が広がります。
古事記・日本書紀には、日本の國體を現した「天壌無窮の神勅」が書いてあり
「国譲り」の巻もあります。
ぜひ、日本神話をもう一度見なおしてみませんか。
神話・近代史・教育勅語・道徳・家族
日本の良いところを、皆さん一人ひとりが見直し、再発見してみませんか。
この一年十三回の土居先生の「かたかむな暦」講座
金曜日の伊勢神宮で三節句の一つ「12月月次祭」奉観と神話を体感する会に
触発されて、今週号を書きました。