アンドリュ―・ワイル博士のHPの、Dr.Weil's Head-To-Toe Wellness Guide の紹介です。
心身全体を健康に保つ方法です。 先週の続きです。
健康な状態保つには、心・肉体・精神のバランスが大切です。
ライフスタイル・食事・最適なサプリメンにちょっとした注意を払うことにより、
最適な健康を生涯に渡って維持することができます。
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Brain -- 脳
Vision -- 眼
Heart -- 心臓
Lung -- 肺
Bone & Joint -- 骨と関節
Digestion -- 消化器系
Energy -- 元気の素
Immune -- 免疫システム
Stress -- ストレス
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消化器系の健康 DIGESTIVE HELTH
消化不良、便秘、ガス(おなら)、過敏性腸症候群や消化器系に症状ががある場合には、
以下の簡単で健康的な行動を毎日の生活に取り入れなさい。
食事療法、ストレス対応、定期的な運動。
ライフスタイル
毎日の運動
定期的な運動は、腸の動きを活発にし排便をスム―ズにします。
ストレス対応
ストレスは食べ物の消化や体全体をリラックスさせる妨げになる。
呼吸法、バイオフィ―ドバック、セラピ―等体をリラックスさせる方法を習うこと。
刺激物を避ける
カフェイン入り飲料、コ―ヒ―(ノンカフェインコ―ヒ―を含む)、
タバコその他刺激物は消化管に炎症を起こす。
薬をチェックする
薬屋で買った薬、処方された薬について掛かりつけの医者とよく話をしなさい。
消化器系に危害を与える薬があります。
寝る前に食べない
消化、吸収に充分な時間を与えて下さい。
禁煙
タバコは胸焼け、消化器系潰瘍、クロ―ン病、潰瘍性大腸炎など消化器系疾患をの原因。
禁酒か少量の飲酒
強いお酒は消化器系に炎症をおこす。
食事と一緒にお酒を飲むようにする。
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元気の素 ENERGY
日常のストレス、多忙なスケジュ―ルに因っておこる、穏やかな疲労、慢性疲労には
以下の対処法を講じて下さい。
ライフスタイル
十分な休息
良質の睡眠、休息が元気を作ってくれる。 一時間早い睡眠が、生産性を高めてくれる。
睡眠の時間をいろいろ変え試して、自分にあった睡眠時間を探して下さい。
定期的な運動
体を動かすことにより、脳に酸素を送り元気になる。
適度な運動をほぼ毎日45分実行しなさい。
太陽光を浴びる
太陽光を毎日浴びなさい。 紫外線は、睡眠サイクルを制御するホルモン・メラトニンの
生成によい影響を与えます。
よい呼吸をする
よい呼吸は心身を活性化する。
背骨を真直ぐに座り、舌の先端を前歯の後ろに添え、10秒間鼻から早い呼吸する。
積極性を持ちなさい
怒りを心持ったり、怒、罪悪感、恐怖は元気を無くす。
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免疫システム IMMUNE SYSTEM
免疫システムはあなたの身体が持っている防御ネットワ―クです。
免疫システムが弱体化したり侵害されると、病気や感染症にかかりやすくなる。
ライフスタイル
定期的な運動
よい血液循環を維持することで、免疫システムを強化できます。
ほぼ毎日、中程度の運動を30―45分しましょう。
手を頻繁に洗いましょう
細菌の感染は手からです。 石鹸と水でよく洗うことにより、風邪、インフルエンザや
他の感染症にかかりにくなります。 感染症に罹りやすい環境に置いても、抗菌石鹸は
必要ありません、普通の石鹸と水で充分ですし環境にも優しいです。
休憩の時間を取る
不十分な休憩は、免疫システムやエネジ―や精神に悪い影響を与える。
睡眠、休憩を規則正しく取りなさい。
ストレス解消法を学びなさい
クリゾ―ル等のホルモン系にストレスを与えると、健康に一番大切な免疫系を
弱めてしまいます。
テレビ、インタ―ネット、新聞、雑誌でニュ―スを見るのではなく、ニュ―スで
感じたことを、日記に書きましよう。
呼吸法や瞑想法を学んで実行しましょう。
社会性を保ち前向きに生きましょう
社会活動をづけている人、前向きな人は否定的考えを持つ人や
引退した人より健康的である。
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ストレス STRESS
ストレスを生み出す問題と状況を把握して、ストレスを防御する方法を学ぶことで、
ストレスを減らすことができ、健康への悪影響を減らすことができる。
以下の方法を試して下さい。
ライフスタイル
心と心体のエクササイズをしよう
呼吸法、瞑想、誘導イメ―ジ療法、ヨガ、バイオフィ―ドバックは激しい感情を
コントロ―ルする方法として役立つ
認知行動療法(CBT)を試して下さい
この心理療法は、心配を引き起こす思考パタ―ン認識し、健康的な方法で
それらに対処する方法を教えてくれます。
友達となる動物を飼いなさい
あなたの愛している犬・猫の世話をすることが、心臓・胃・腸などストレスに敏感な器官
を癒す副交感神経の活性化を助けます。
覚せい剤を避けて下さい
カフェイン・ニコチン等は緊張、神経質、心配性を増進させる。
定期的な運動をする
エアロビクス、筋力トレ―ニング、筋肉の調整はストレスホルモンを減らし、
気分を高める神経物質であるセロトニンやエンドルフィン増やす。
鍼治療を受けてみてください
伝統的な漢方療法で、体のエネルギ―の流れに介入する方法で慢性的に不安なところを
調整してくれる。
強力なサポ―トシステムをつくる
家族・友人・愛犬などの動物といった強い社会的サポ―トシステムを持っている人々は
ストレスに上手に対処できる。
限界を持つ
あまりにも多くの仕事や責任を引き受けるよう要求された時に「NO」と言う、
そして言ったことに罪悪感を持たない。
笑い飛ばす
笑いは、ストレスを減らす最も効果的な方法の一つです。
メディア(新聞・テレビ)から離れるか止める
研究では、ニュ―スの感情的な内容が気分を否定的にし、
悲しみや癒鬱を悪化させる結果がている。
一週間か、ほんの2―3日全てのメディアを遠ざけて下さい、そして
あなたがどのような感覚になるか試して下さい。
薬をチェックしてみてください
掛かりつけの医者や薬剤師にあなたの飲んでいる薬の副作用について話し合って下さい。
多くの薬は不安や癒鬱を悪化させる作用があります。
休憩時間をとる
休憩時間やリラクゼ―ションタイムを毎日作る
あなたのストレッサ―(ストレス要因)を確認して下さい
あなたの生活でストレスを起す要因と成るものをリストアップするだけで、
通常のストレッサ―(ストレス要因)を認識し避けることができる。
一時的なチャレンジてストレスの多い状況を経験して下さい
そして、悲観的な考え方を克服して下さい。 楽観主義を学び深めて下さい。
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心身を健康に保つ方法の後半を書きました。 次週以降でこれに対応した、食事の方法を
書きたいと思います。
何も、特別なことは書いてありません。 当たり前の事をキチンとすることだと思いました。
私も反省が多いです。
原文は次のHPです。
http://www.drweil.com/drw/ecs/headtotoe/head_to_toe_print.html