NHK BShi で放映されている「猫のしっぽ カエルの手」の主人公
ベニシアさんの本からです。
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ベニシアさんがハ―ブの薬草としての使い方に、興味を持ったのは、
43才で、4人目の子供を産もうとした時です。
オ―ガニックな食べ物
カフェインやアルコ―ル飲料は取らない
医薬品を取らない
医薬品の代わりに目をつけたのが「ハ―ブ」
ハ―ブには医薬品のような副作用がありません
ハ―ブには、多種多様な薬効成分が含まれている
それらの成分が、体や心に穏やかな相乗効果を与えてくれる
つわりを和らげるために
レモンバ―ム、カモミ―ル、シナモン、しょうがで作った
ハ―ブティ―を飲んだ。
ハ―ブに熱いお湯を注ぐだけで、ハ―ブの持つ薬効成分を内服する
ことができ、湯気と一緒に出てくる香りは、アロマセラピ―の
効果もある。
臨月になってからは
ラズベリ―リ―フティ―を飲んだ。
ラズベリ―の葉は子宮や骨盤の周りの筋肉を
調整すると言われている。
【ラズベリ―はお産前後に飲む、メデカルハ―ブとして活用されています。】
今では病気の予防や健康維持のため、ハ―ブはかかせないものになっている。
風邪をひいた時は、レモンの四倍ものビタミンCを含む
ロ―ズヒップのハ―ブティ―に蜂蜜を入れて飲む。
解熱には、ヤロウとミントのハ―ブティ―。
喉の痛みには、タイム、柚子、しょうがで作ったシロップ。
咳には、ヒソップ、しょうが、タイムで作ったシロップ
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注射や医薬品での早い治療を求めるお母さんたちが多いようです。
私たちは病気になる必要があるから、病気になるのではないかと、
私は思っています。
軽い病気になることにより、疲れた体と心は休養を求め、
熱や汗を通じて、体の中に溜まった毒素が外にでるのです。
子供は、軽い病気と何度も戦うことにより、
免疫力をつけていくのです。
軽い風邪や腹痛ぐらいで抗生物質などを飲んでいたら、
本当にきつい病原菌がきた時、薬が効かない体になってしまう。
体が行う毒素の排出という作用(軽い病気にかかる)をストップ
させたら、毒素が少しずつ体内に溜まり、成人病の原因につながって
いくかもしれません。
近代西洋医学は万能であると信じた時代が過ぎてしまったことに、
私たちは気づいています。
ハ―ブは大昔から薬草として使われてきましたが、
古臭く不要となった知恵ではありません。
人類が培ってきたハ―ブの知恵が、今再発見されています。
「ベニシアのハ―ブ便り」 ベニシア・スタンリ―・スミス
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前回の、夏の手当・対策は日本のハ―ブ利用とも言えます。
おばあちゃんは、よく煎じ薬を飲んでいました。
これは、日本のハ―ブティ―です。
昔からの知恵を、活かして、軽い症状の内に生薬で治す。
いろいろ勉強すると良いと思います。