夏の常識 夏の良識

夏の常識    夏の良識

 

 

杉本芳郎先生の健康教室・名古屋の講話より

 


熱中症

 

  テレビでも、ラジオでも熱中症の予防に、水分の補給を
 充分にするように訴えています。

 

 では、水分が体内に入った時、体温と同じ36度に
 なるのに、どれだけの熱量、カロリ―が必要か。

 1g の水を  1度上げるのに、1カロリ―の熱量が必要
 コップ1杯100gの水 16度から36度に上げるのに
 2000カロリ―必要。

 

 大量の熱量が必要になります

 

 この熱量は肝臓のグリコゲンを膵臓のグレカゴンという
 ホルモンが糖にして出して、膵臓のインシュリンという
 ホルモンが糖を熱量に変えます。

 

 インシュリンで糖を熱量に変えたら、脳や臓器を守る、
 水分である細胞液も熱を持ってしまいます。
 それでは、脳や臓器を守れません

 

 だから水を飲めば飲むほど、熱中症になりやすい
 又、冷水を飲むと又水を飲みたくなる理由です
 熱くなった細胞液が水を欲しがるからです。

 

 夏場に水分を取り過ぎると、疲れがでると言われます

 


では、どうするか   昔の父母の知恵は

 

 

 土用干し、梅干しです。

 

   紫蘇と塩で梅干しを漬けます
   紫蘇は食あたりの予防にいいです

   

   塩を取ると、タンパク質の多い血液になり血流が良く
   良くなります

   塩は陽イオンのナトリウムと陰イオンの塩素から構成
   されています、両方のイオンを持っている塩は細胞液
   の中にいち早く溶け込みます

   塩分を多く含んだ細胞液は、回りの細胞液とバランスを
   とるために水を必要とします、空気中や腎臓等から水分
   を吸収します。

 

   細胞液が水分を吸収すると、脳も内臓も暑さから守る
   事ができます

 

   塩は、夏など暑い時は、汗として排出されます、
   夏は特に多量に塩分を摂取しても取りすぎにならない

 

 


塩   ―    梅干し
      塩辛
      ゴマ塩      等で摂取する

 

   塩分が少なくなると


     筋肉痛
     目が見えにくなる
     老人肌

 

   土木、肉体労働者が塩分の多い食事を取るのは
   筋肉を強くするから

   塩を取ることで、こむら返り、筋肉痛を防げる


   塩は、前述した様に、血液の流れを良くする、だから
   血圧も上がるが心配ない

 

 

   夏の手洗いに塩を使うとばい菌の繁殖も押さえられる
   塩を入れた風呂に入るのもよい

 

   塩水スプレ―は目が痒い時、鼻がモゾモゾする時、
   喉の異常を感じた時に効果がある

 

 

貧血は塩分をとるか、赤梅酢を飲ますとスグ治る

 


夏の疲れ ―  肝臓が疲れている

 

       足をV字にして立ち、
       胸を上げる
       アゴを上げる
       体が楽になる

 

-----------------

 

梅干  ―  効用


  ①  クエン酸リンゴ酸コハク酸の有機酸の働きは、新陳代謝エネルギ―代謝
    が活発になり、疲労物質の乳酸を燃焼させ、身体の老廃物を身体から排除
    します。ゆえに疲労防止、疲労回復に効果があります。

 

  ②  味のさわやかで、食欲増進、消化酵素の分泌を高め、大腸の蠕動運動を
    活発にして便通をよくしてくれます。梅干を見るだけで、よだれが出ます
    が、食欲を誘ってくれます。

 

  ③  強力な殺菌作用をもち、特にクエン酸が細菌(雑菌)に含まれるタンパ
    ク質を凝固させて、繁殖力を抑制して、結果的に殺菌することになります
    昔の人はこのことを良く知っていた為、コレラ菌が流行ると、競って梅
    干を食べたので町から梅干がなくなったそうです。又、おにぎりやお弁当
    に梅干を入れて、腐るのを予防しました。

 

  ④  日本人が慢性的に不足している栄養素がカルシウム。カルシウムが不足
    すると骨がスカスカになり、骨折しやすくなる骨粗しょう症が起こりやす
    くなると言われています。しかし、カルシウムは非常に吸収されにくい栄
    養素であるため、吸収率を高める必要があります。それを手助けするのが
    梅に含まれるクエン酸なのです。

 

  ⑤  梅干が疲労回復に良いというのはピクリン酸という物質も作用している
    ピクリン酸は劇薬だが、うまく解毒されていて、疲労回復に大きく貢献
    しています。

 

  ⑥  梅干に含まれる塩は、胃酸の働きを助け、食欲を増進して、血液に力を
    与えてくれます。血液は、昔から血潮といって塩は不可欠なものです。


-----------------------------

 

皆様の常識とは、かなり違ったお話と思います。
杉本芳郎先生が、父・母から聞いた話し、ヨ―ロッパで学んできたことを基本に
話されています。

 

昔から、夏場に氷・冷水を飲み過ぎると、秋から冬、体か疲れやすくなり風邪も
罹りやすいと言われています。

 

なかなか私もできてはいませんが、夏場は、梅エキスを少量飲む、白湯を飲むと
良いと言います。  冷たいものを飲み過ぎ、食べ過ぎ無いことが大切だと思います。

 

 

 

 

杉本芳郎先生監修の靴の店

こびとの靴屋・杉本芳郎の靴や

 

ハーブサプリメントのお店

ハーブサプリメント・Herb Supplement

 

おばあちゃんの知恵

おばあちゃんの知恵

 

 

 

 

 

MUSUBLOG

いきいき元氣でありがとう

 

このHPオーナーの個人ブログ