おばあちゃんの知恵から
「しょうが・生姜」を使った 手当て法二回目です。
生姜を使った、食用手当には、大根おろし・梅干し・レンコン・番茶と併用するモノが
たくさんあります。
定番の食材を複合することに、より広範囲で効果のある手当ができます。
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[ 梅しょう番茶 ]
滋養強壮、風邪、胃腸
梅干し ・・・ 中一個
しょうゆ・・・ 小さじ1&1/2
しょうが汁・・ 2、3滴
三年番茶・・・ 150~200g
胃腸の調子がおかしい、疲れやすい、下痢をする、風邪の初期症状、冷え性
こんな時、梅しょう番茶を飲むと効果がある。
以前に夏バテ解消によい書きましたが、冬には血行促進作用により身体を
あたためて活発にしてくれます。
[ 第一だいこん湯 ]
解熱発汗・風邪の初期症状
大根おろし ・・ 大さじ山盛り3杯
ショウガおろし・ 大根の量の1割
しょう油 ・・・ 大さじ1杯
熱い番茶 ・・・ 400ml
毒素を吸収し、余分なものを分解する大根、抗炎作用のあるショウガ、
血行をうながすしょう油の相乗効果です。解熱発汗によく効きます。
かぜの高熱の時、耳鳴り、腰痛、肩こり鼻炎などによく効きます。
我家でも、かぜで熱がある時に飲んで、布団をかぶって汗をだします。
[ れんこん湯 ]
咳止め、鼻の炎症
れんこんおろし汁・ 大さじ3杯
しょうが汁 ・・・ 2~3滴
自然塩 ・・・ 少々
水 ・・・ 大さじ6~9杯
鍋に分量の水を入れて火にかけ、皮つきのれんこんのすりおろし汁と塩、
しょうが汁を加えてサッと煮立てる。沸騰する直前に火からおろします。
気管支、鼻、喉の炎症によく効きます。
食物繊維やビタミンCが多く、腸を整えて喉の渇きをとめ、造血作用も高い。
タンニンが咳や下痢、出血、腫れもの、胃潰瘍といった病状を改善します。
血圧の調整もしてくれ、軽い熱さまし、健胃にもおすめです。
ぜんそくの咳止めによいがその時は甘いもの、果物は食べない。
[ 生で飲む生れんこん汁 ]
熱のある時の咳止め、ぜんそく
れんこんのおろし汁・ 大さじ3杯
しょうがの絞り汁・・ 小さじ1杯
自然塩 ・・・ 少々
材料を混ぜ合わせて、服用する。
しょうがとれんこんのもつ相乗作用が、激しい発作をしずめます。
38度以上の熱を伴ったせき、ぜんそくの発作や気管支炎で熱のあるときに
効果があります。激しい咳を止めるのにもよい。
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生姜と、大根、れんこん、梅干しを合わせることにより、適応できる症状が増えてきます。
4つの処方は、簡単で家で使いやすいです。家庭の常備薬になると思います。
ぜひ、試してみてください。
体に害の無い、食材で手当する。 初期段階の手当として、最高と思います。