おばあちゃんの知恵から
「しょうが・生姜」を使った 手当て法を提案します。
身近な食材で、不調の初期に、ちょっと不安に思う時に、活用してみてください。
生姜は梅干しに並んで、活用範囲の広い食材です。
ぜひ、身近に何時も生姜を保存して、活用できるようにすると良いと思います。
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[ しょうが ]
生姜は薬味や香りづけになくてはならない存在。
少量用いるだけで、動物性のタンパク質の毒消しになります。
特有の辛味成分、ジンゲロンやショウガオ―ルには殺菌作用が、
芳香成分のシネオ―ルには発汗・解熱・消炎効果があります。
生姜を用いることで血管が広がり、酸化して淀んでいる血液がスム―ズに流れ出すので、
患部の腫れがひき、痛みを解消する働きがあります。
毛穴を開いて発汗を促します、熱冷ましにも役立ちます。
風邪のウイルスを殺す作用もあると言われています。
その他、優れた薬効はたくさんあります。
新しい生姜より、ひねしょうがを使うとさらに効力が実感できる。
生姜を内服に使用するときには、梅干し・大根・れんこん・番茶などと
組み合わせて相乗効果を活かすよう使います。
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[ しょうが湿布 ]
生姜の持つ血管を広げて血流を良くする効果と、消炎効果、
80度の熱い湯を利用した温熱療法で血行を促し、患部にキレイな血をとどけ、
痛みをおさめる働きがある。
リンパ液の流れも改善されるので、免疫力も活性化されます。
あらゆる炎症、痛みに
根しょうが 150g~300g
湯 4~7 L
方法
大鍋に水を沸騰させ、75~80度に冷まし、皮つきのまま、すりおろした生姜を
入れた袋をお湯に浸けながら、しょうが汁を絞りだす。
そこに折りたたんだタオルを浸してよく絞り、我慢できる程度の熱さにして、
患部に当てる。
タオルがぬるく感じる前に、次のタオルに変える。
患部が赤くなるまで、15~20分続ける。
[ しょうがの足湯 ]
血行を促して冷えやむくみ、体の不調を解消します。
強力な殺菌作用があるので、水虫の解消にも効果がある。
かぜのひき始めにも効果があります。
方法
洗面器などに、がまんできる熱めの湯(45度前後)を入れ、しょうがおろしを
湯量の50分の1ほど加える。
足湯をする。 湯の温度か下がらないよう、差し湯をする。
約15分程、うっすら汗が出てくるぐらい続ける。
[ しょうが油 ]
生姜で血管を広げ、ごま油の抗酸化物質を入りやすくし炎症を鎮めます。
生姜の持つ有効成分と合わせて、痛みや炎症にも効きます。
肩こりにも良いです。 しょうが油でマッサ―ジした後、使い捨てカイロなどで
患部を温めるとより効果的です。
頭痛、めまい、神経痛、中耳炎、けいれん、虫刺されによい。
方法
生姜を皮ごとすりおろして汁を絞る。
同量のごま油に、少しづつ生姜のおろし汁を入れ、よくかき混ぜる。
全体がクリ―ム状になるまでよく練る。
患部にたっぷりとすり込む。 ゆっくりと時間をかけてする。
中耳炎の場合は耳の後ろにぬる。
[ くず入しょうが湯 ]
血液循環が悪くて鬱や気分の悪い状況の時によい
また、体を芯から温める効果があるので、風邪、胃腸が弱っている時にも良い。
生姜も葛粉も漢方薬の原料にもなる食材です。
方法
水 ・・ ・ 1 カップ
くず粉・・ 小さじ1~大さじ1
しょうが汁・ 小さじ1/2~1
自然塩 ・・ 少々
鍋に水とくず粉を入れ溶き、火にかけてよく練り混ぜる。
くずが透明になったら、しょうが汁と塩を加えて、火を止める。
飲んで下さい。
[ はちみつ・しょうが湯 ]
生理痛の解消に効果があります。
夏でも、体を冷やす冷たい飲み物はさけ、体を温めるモノを飲みましょう。
方法
生姜を擦りおろし、しぼり汁大さじ1とはちみつ大さじ1を湯のみに入れて
熱湯を注ぎます。 よくかき混ぜて、飲んで下さい。
[ にんにく・しょうが湯 ]
スタミナドリンク・疲労回復によい
体を温め発汗作用を促す食材が、疲れた体をやさしく癒してくれます。
方法
にんにく15gと皮つき生姜15gをみじん切りにする。
水カップ1.5杯とともに、鍋で半量になるまで煮詰める。
これをこして、はちみつ大さじ1を加えてモノを寝る前に飲む。
[ 大根おろし・しょうが湯 ]
二日酔いの時、弱ったいちようを元気にする。
胃腸が落ち着き、胃もたれが解消されます。
方法
大根おろし汁カップ1/2に、しょうがおろし汁を少々混ぜる。
これを飲みます。
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生姜を使った、食用手当には、大根おろし・梅干し・レンコン・番茶と併用するモノが
たくさんあります。 次回に提案したいと思います。
はちみつはマクロでは使いません。
おばあちゃんの知恵として掲載しました。
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生姜には、梅干しに負けないだけの薬効がたくさんあります。
ぜひ、試してみてください。
体に害の無い、食材で手当する。 初期段階の手当として、最高と思います。