秋月辰一郎博士 ミネラル栄養論

 

今回は、マクロビオティクと放射能対策です。

 

長崎の爆心地1.4Kmで奇跡的に生き残った70数名の話が話題になっています。

 

長崎の原爆投下直後から、献身的に被災者の救護・治療に活躍された、
浦上病院(現在の聖フランシス病院)の秋月辰一郎医師のお話しです。


 

 

  「  昭和20年8月9日の原子爆弾は長崎市内を大半灰燼にし、数万の人を殺した。
    私と私の病院の仲間は、焼き出された患者を治療しながらひき続いて努力した。
   私の病院は、長崎市の味噌、醤油の倉庫にもなっていた。
   玄米と味噌は豊富にあった。
   さらに、ワカメもたくさん保存していたのである。
   私と一緒に、患者の救助、付近の人の治療に当たった従業員に、
   所謂、原爆症がでないのは、その原因の一つは「ワカメの味噌汁」であったと
   私は確信している  」

 


 「  爆弾をうけた人には塩がいい。
   玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。
   塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。
   そして、甘いものを避けろ。
   砂糖は絶対にいかんぞ。  」

 

 

 「  私が信奉しているミネラル栄養論とも一致する考え方でであった。
   私は、石塚左玄氏の桜沢式食養学を学び、
   自分なりに工夫して食養医学をつくり、
   みずから秋月式栄養論と名づけた。  」


秋月先生は、着任されて1年間、浦上病院の患者と職員にミネラル栄養論を
実践されてみえた。

玄米、野菜、海藻の味噌汁の三つで実行しておられた。


秋月先生は生まれながらに心臓が奇形で、蓄膿症も持っていた。

その為、医学部を卒業したが、身体不調で医者になれずにいた時、

 

桜沢如一先生(マクロビオイック創始者)に出会い、

 

 「  僕のいう食事法を実行すると3ケ月で健康になる。
   まるで心臓を入れ替えるように簡単に元気になるよ。  」

 

と玄米菜食を勧められ、言われた通りに本気で実行された。

 

すると2ケ月で、心臓の奇形が治り、蓄膿症も完治してしまった。

自ら、実行前の心臓と治った後の心臓のレントゲン写真を取り
成果を自分て確認しておられる。

 

それ以来、桜沢式食養学を勉強し、秋月式栄養論(ミネラル栄養論)まで高められた。


    玄米

 

    味噌   並びに  発酵食品

 

    ミルラル豊富な自然塩

 

    ミネラル豊富な海藻

 

    野菜   身の回りで採れる季節もの

 

 

  そして、砂糖・動物性タンパクは取らない

 

 

玄米はさておき、その他の食材は、伝統的な日本の食べものです。
ぜひ、良い・正しい食材を使って、自分・家族の身を守りましょう。


私のように、60才過ぎの人はそんなに敏感になる必要はないかも知れません。
皆さんの、お子さん、孫さんには重大な影響があります。
これから生まれて来る子どもにも影響があります。


福島の原発は、何の問題解決もされていません。
今も、放射能は垂れ流されています。

そして、野菜・海産物・水は確実に汚染されてきます。

 

政府は、情報を隠していますし、小出しに重要な情報を出し始めていますが、
報道機関は正確には報道しません。

恐ろしのは、3年後、5年後です。


自分で、できる簡単な事で、実行できることは、されたらどうでしょうか。

 

神経質になることは、ありませんが、間違いなくやってよかった言えると思います。

 

 

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今回のお話は、下記の図書を参考に書きました。

 

 

  「  放射能汚染から  命を守る  最強の知恵  」コスモ21  著  阿部一理・堀田忠弘


  「  心臓を入れ替える法  」  桜沢如一  日本CI協会
  「  死の同心円  」  秋月辰一郎  長崎文献社名著復刻シリ―ズ2
  「  食物と体質  」  秋月辰一郎  地方・小出版流通センタ―

 

 

 

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